Site logo

在住者インタビュー①

インタビュアー:

Kさん、カンボジアに住んで10年が経つと伺いましたが、現地での生活はいかがですか?

 

 

Kさん:

はい、カンボジアにはもう10年になります。こちらで自分の会社を立ち上げ、

カンボジア人の妻と結婚し、現在6歳の息子がいます。息子もここで生まれ育ちました。

 

 

インタビュアー:

なるほど。今回は、Kさんの息子さんの学校選びについてお伺いしたいのですが、それだけ長い間カンボジアに住んでいると、現地の教育事情にも詳しいかと思うのですが、息子さんは今年(2024年)からインターナショナルスクールに通われているのですよね?

 

 

Kさん:

そうです。今年の8月から息子がインターナショナルスクールに通い始めました。Grade 1からの入学です。

 

 

インタビュアー:

なるほど。いきなりですが、息子さんを現在のインターナショナルスクールに進学させる決め

手となったのは何だったのでしょうか?

 

 

Kさん:

結論から言うと、「カリキュラム」、「立地」、「学費」、「学校の雰囲気」ですね。

 

 

インタビュアー:

なるほど、そうなのですね。詳しい理由は、後ほどお聞きしたいのですが、先に、現在のインターナショナルスクールに決定するまでの経緯をお伺いしてもよろしいでしょうか。

 

 

Kさん:

話すと長くなりますので、掻い摘んで話しますね。
初めのころは、私たちの家族はカンボジアで生活しており、息子もカンボジアで生まれ育ちましたから、公立学校に通わせるのが自然であると考えていました。そのような公立学校で学べること、成長できる部分というものもたくさんあると思います。しかし、現状の教育水準や公立学校でのカンボジアカリキュラムというものに不安を感じていました。やはり、今の段階では、息子が十分な教育を受けられるかどうか心配でしたね。

どの学校に行っても、子ども次第だろうというのも感じていたのですがね。。。

 

そこで、折衷案として、公立学校が半日制なので、インターナショナルスクールと半日ずつ通わせる案も考えましたが、送迎や時間の都合を考えると現実的ではありませんでした。

さらにそこで、英語に力を入れているカンボジアの私立学校も検討しましたが、これも息子にとってベストな選択とは感じられませんでした。

カンボジアの公立、私立学校は、私自身が先生とコミュニケーションを取るのが難しいというのもネックでしたね。

 

そして、最終的には、カンボジアカリキュラムとインターナショナルカリキュラムをどちらも提供している、現在のインターナショナルスクールへと考えが落ち着きました。

 

 

インタビュアー:

そうだったのですね。たくさんの葛藤が。。。ちなみに、息子さんの話される言語はどのような状況だったのでしょうか?

 

 

Kさん:

息子は日本語とクメール語はかなり話せますが、英語はほとんど話せない状況でした。彼は日系のローカル幼稚園に通っていたので、クメール語に加えて日本語もかなり上達していました。私とは日本語、妻とはクメール語で話していたので、この言語環境も彼の成長に大きく影響していますね。

 

 

インタビュアー:

それも葛藤の要因の一つとしてあったのですね。戻りますが、現在の学校への決め手となったのは、「カリキュラム」、「立地」、「学費」、そして「学校の雰囲気」であったとのことでしたが、具体的にお聞きしてもよろしいでしょうか。

 

 

Kさん:

まず、カリキュラムについては、これらの葛藤を踏まえ、カンボジアカリキュラムとインターナショナルカリキュラムをどちらも提供している学校を。

立地はもちろん、通いやすいところ、学費はお手頃にですね。

立地は、カンボジア在住歴が長い方に相談すると良いかもしれないですね。私に聞いていただいても!学費に関しては、いろんなインターナショナルスクールを探している中で、学費が高いところ、中堅、低いところで、顕著に学校のカリキュラム、雰囲気等に違いが見られるというのが面白かったですね。

興味のある学校には直接訪れていましたが、そこで、学校、先生の雰囲気も大事だと感じました。あと、私の場合は、生徒のカンボジア人の割合が多いことというのも意識していました。

 

 

インタビュアー:

ありがとうございます!今の学校はそれらがKさんの希望にピッタリハマったということですね。最後に、学校選びに悩んでいる親御さんにアドバイスをお願いいたします。

 

 

Kさん:

そうですね。プノンペンにはたくさんのインターナショナルスクールがあり、とても悩むと思います。実際に、学校に入ってみないと分からないこともあるので、その学校で最初の一学期試してみて、違うと思ったら、他の学校を考えるというのでも良いかもしれないですね。

 

 

インタビュアー

そうですね!本日は、お忙しいところ、ありがとうございました!!