プノンペンのインターナショナルスクールは、学業のみならずスポーツ活動にも力を入れている学校も多い。その代表的な取り組みが「ISSAPP(International Schools Sports Association of Phnom Penh)」および「YAPP(Young Athletes of Phnom Penh)」である。
ISSAPP (International Schools Sports Association of Phnom Penh)は、プノンペン市内の主要な国際学校が加盟するスポーツ協会であり、小学高学年から高校生(Grade 5~12)までを対象としている。競技種目はバスケットボール、サッカー、バレーボール、陸上競技、水泳など多岐にわたり、年間を通じて各種大会が実施されている。
加盟校は以下の通りである。
ISSAPPでは、競技力の向上のみならず、国際的なマナー、スポーツマンシップ、リーダーシップ、協調性の育成を重視しており、参加者にとっては貴重な成長の場となっている。
YAPP (Young Athletes of Phnom Penh)は、ISSAPPよりも低年齢層であるGrade 2〜5の児童を対象とした非競技志向のスポーツプログラムである。競争ではなく「楽しむこと」や「運動習慣の形成」を目的としており、初心者でも安心して参加できる内容となっている。
YAPPの主な参加校は以下の通りである。
イベントは年間を通して約6回実施され、Tボール、ドッジボール、簡易陸上、キャプチャー・ザ・フラッグ、ボールホッケーなど、子どもが楽しめる多彩な種目が用意されている。参加校の増加に伴い、「ノース」と「サウス」の2つのディビジョンに分かれて活動するなど、運営体制の整備も進められている。
ISSAPPとYAPPは、プノンペンにおける国際教育環境において、学業と並び重要な役割を果たしている。
参加校はどちらも教育の質も高く日本人にも人気の学校。学校選びをクラブ活動から絞っていくのもひとつの方法になると思う。