インタビュー⑥ プノンペン在住

お子さまの学校：INVICTUS International School Phnom Penh インビクタス インターナショナルスクール プノンペン

インタビュアー：

M.K さん、本日はお越しいただきありがとうございます。早速ですが、現在どのようにカンボジアで暮らしているのかお伺いしてもよろしいでしょうか？

M.K さん：

はい、よろしくお願いいたします。私の仕事の関係で約2年前にカンボジアに引っ越してきました。現在、日本人の夫と、8歳と11歳の息子2人の4人で暮らしています。夫は日本での仕事を休職しています。カンボジアでの生活は今回が2回目で、1度目は2010年から2012年まで地方に赴任していました。息子たちは2人とも「INVICTUS International School Phnom Penh」に通っています。

インタビュアー：

そうなんですね。そちらの学校を選ばれた経緯や理由を教えていただけますか？

M.K さん：

はい、初めは知り合いの駐在員から教えてもらった学校を家族で見学しました。具体的には「Canadian International School of Phnom Penh」、「iCan British International School」、「The Giving Tree International School」、「International School of Phnom Penh」などを見学し、いくつかの学校では半日体験等に参加しました。カリキュラムや学校の規模、仕事場との距離などを考慮し、最終的には長男の意見を尊重し現在の学校に決めました。

インタビュアー：

言語やカリキュラムについてはどのように検討されましたか？

M.K さん：

子どもたちは初めての海外駐在なので、まずは英語がしっかり学べる環境を重視しました。現在の学校はケンブリッジカリキュラムに沿い、勉強に熱心な雰囲気があります。

インタビュアー：

駐在当初と現在のお子さんの英語力の変化はいかがでしょうか？

M.K さん：

出発前にオンライン英会話で多少準備はしていましたが、カンボジアに来た当初、息子たちの英語力はほぼゼロでした。
入学時、学校側に英語面での心配を共有し、2人に対して特別に英語の授業を実施してくれたりもしました。新学期からは、学校でEnglish Immersion Program（EIP）という英語を初めて学ぶ生徒向けのカリキュラムが始まり、次男はそこで１ターム集中的に英語を学びました。
学校が英語を学べる環境を提供してくれたおかげで、2人とも順調に英語力は伸びていると思います。

インタビュアー：

学校のサポート体制についてはどう感じていますか？

M.K さん：

満足しています。メッセージアプリを通じて担任の先生や教科の先生と直接やりとりができ、質問するとすぐに返事をもらえます。希望をすれば直接面談して相談することができ、先日はケンブリッジ試験対策について相談しました。
また、学校の制度についてもフレキシブルに対応してくれるので助かっています。制服の着こなしについての相談もできるなど、思っていた以上に手厚いサポートを受けられるのが嬉しいですね。
学力面では、担任の先生の方針にもよるようですが、日本ほどではないものの宿題があり、また高学年はテストの回数も多く、セメスター毎に成績表をもらいます。
学年が上がるにつれ学力を向上させる環境が整っているように思います。

インタビュアー：

最後に、学校選びについてのアドバイスをお願いします！

M.Kさん

実際に子ども自身が学校を訪問し、学校の雰囲気やクラスの様子を見学することが大切かと思います。学校のカリキュラムや理念で親が迷うことがあっても、実際に通うのは子どもたち自身なので、ある程度の年齢であれば子どもの希望を尊重することも重要かなと思います。
可能であれば体験入学をしてみるのも良いかと思います。問い合わせをすれば、体験入学や見学をさせてもらえる学校も多いです。
また、運動環境も重要なポイントかなと思います。カンボジアでは外で運動する機会が少ないので、例えば、体育の授業がタイルのような硬い床で行われていないか、プールがあるかどうか等は重要かなと思います。
駐在当初は初めての海外生活ということもあり、子ども2人とも毎日相当のストレスを感じていたと思います。学校に行きたくないという日もありましたが、学校の先生方のサポートと2人の頑張りもあり、今では友だちもたくさんでき学校生活が楽しい様子です。下校時は友だちと遊びたくて家に帰りたくないことが良くあり、2人とも学校が大好きです。

インタビュアー：

本日はお越しくださり、ありがとうございました！