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インタビュー⑤ プノンペン在住

お子さまの学校:iCan British International School / アイキャン ブリティッシュ インターナショナルスクール

インタビュアー:

M.Y さん、本日はお時間をいただきありがとうございます。まず、カンボジアでの生活についてこれまでの事を教えていただけますか?

よろしくお願いします。私は2013年にカンボジアに移住し、今年で11年目になります。カンボジアで日本人の夫と出会い、現在は小学校2年生の息子と暮らしています。息子は「iCAN British International School」に通っています。息子はカンボジア産まれ、カンボジア育ちなので自分のことをカンボジア人だと認識しているようです(笑)。

インタビュアー:

ありがとうございます。お子さんの学校選びについて、どのように決められたのでしょうか?

学校選びは妊娠中から考えていました。最終的には現在の学校に決めましたが、「Canadian International School」とも迷いました。こちらは規模が大きく、息子は小規模の方が好みだったので、今の学校の方が居心地が良かったようです。家から近かった事も決め手の一つでした。

将来中国語ができた方が有利だと考え、中華系のインターナショナルスクールも探しましたが、ピンとくる学校には出会えませんでした。最終的には息子の意見を尊重して決めました。

インタビュアー:

カリキュラムや授業の内容についてはいかがですか?

クメール語の授業が週1回あります。宿題は年に数回、自由研究のような課題が出る程度です。クラスサイズは1学年1クラスです。参観日は年に数回あり、子供が自分で日々学んでいる内容を紹介する日、親も一緒に授業に参加する日などがあります。

インタビュアー:

結構自由で伸び伸びした環境なんですね。お子さんの言語の状況はどのようになっていますか?

家庭では日本語で話しています。補習校には通っておらず、息子は日本語よりも英語の方が得意で、ネイティブレベルだと思います。息子の英語力は幼少の頃からコロナになる前までは「Sambo’s Tots Phnom Penh School 」に通っており、そのおかげが大きいと思います。クメール語はあまり話せませんが、カンボジア人の友達もいて、その友達とは英語で会話をしているようです。

インタビュアー:

英語がメインなんですね!学校のサポート体制や先生とのコミュニケーションについてはどう感じていますか?

先生による部分が大きいですね。授業の様子をオンラインで投稿する先生もいれば、あまり情報を共有しない先生もいます。毎年担任の先生が変わるため、学年によって違いがあるといった感じです。

先生とはお迎えの際に少し話す機会がありますが、基本的にナニーさんがお迎えに行くため、私はあまり話す機会がありませんが相談があればメールをします。先生からはいつでも連絡くださいと言われていますが、私はあまり相談もないですね(笑)。

小さい学校なので校長先生はじめみなさんがフレンドリーで、全先生が全生徒の事を把握しているのが良いなぁと思っています。また、コーヒーミーティングという、保護者向けのミニ講座も提供されています。

成績表は年に2回配布され、細かい点数が記載されたものではなく、棒グラフで大まかな位置づけが分かる形式です。

インタビュアー:

ナニーさんについてもお伺いしてよろしいですか?

はい。できるだけ早く仕事に復帰したかったので、妊娠中からナニーさんを探し始めました。結果的に、会社の会社の取引先関係で紹介してもらった未経験のナニーさんを雇いました。経験者の方だと費用が高くなってしまうため、未経験の方を選びました。平均的な月給は8時間勤務で約350ドルのようです。私は現在、1日2時間程度、時々深夜までお願いすることもあります。

インタビュアー:

最後に、これから学校を選ぶ親御さんへのアドバイスをお願いします。

実際に見学することが一番大切ですね。学校の雰囲気を肌で感じ、最終的には子どもの感性に任せるのが良いと思います。費用やカリキュラム、通学のしやすさなども重要なポイントです。私は息子を歩いて通わせたいと思っていたので、帰りはお迎えに行ったナニーさんと歩いて帰宅するようにしています。
周りのお友達はみんな高級車で帰るので息子は嫌がりますが(笑)。さまざまな要素を考慮しつつ、子どもが楽しく学べる環境を選んでほしいですね。

インタビュアー:

貴重なお話、ありがとうございました!